2008年08月06日

バッターアウト?米SpaceX社のFalcon1ロケットとは

バッターアウト?米SpaceX社のFalcon1ロケットとは
 米SpaceX社は2日、ハワイの南西2500マイルにあるクェゼリン環礁にある発射施設からFalcon1型ロケットの3回目の打ち上げを実施したが、ロケットはステージセパレーションの際に発生したトラブルにより、打ち上げは失敗した。
 2006年3月に行われた1号機の打ち上げでは打ち上げ30秒後にファーストステージに発生した問題によりロケットは墜落。2007年3月に行われた2号機の打ち上げでは、セカンドステージの燃焼が規定時間未満で終了したため、ロケットは予定軌道には到達できず、部分的成功(実質的失敗)に終わっており、今回の3号機の打ち上げ失敗を受けてFalcon1は3回連続で打ち上げ実験に失敗したこととなる。
 野球の場合、スリーストライク、バッターアウト(実際、米国内メディアの場合、今回のロケット打ち上げ失敗をこのタイトルで報じたところもある)ということになり、民間企業として初の本格的ロケット開発に乗り出したSpaceX社は事業継続の瀬戸際に追い込まれたこととなる。


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