2008年06月13日

NASAが公開、これが次世代宇宙服

NASAが公開、これが次世代宇宙服
 NASAは12日、現行のスペースシャトルに代わる次世代有人宇宙船開発のための「コンステレージョン(Constellation)」に伴い、米オセアニアリング・インターナショナル(Oceaneering International)社を次世代宇宙服の開発業者に選定したことを発表した。
 次世代宇宙服は地上と国際宇宙ステーションを結ぶオリオン有人宇宙船の船内で着用する「仕様1(Configuration One)」(画像左)と、月面での船外活動で着用する「仕様2(Configuration Two)」(画像右)の2つに分かれており、それぞれオリオン有人宇宙船の最初の有人飛行が予定されている2015年頃までに完成することが見込まれている。
 NASAではオリオン有人宇宙船の場合、1度に6名の宇宙飛行士が搭乗することとなるために「仕様1」の船内宇宙服の場合には小型軽量で機動的であることを。また、2020年頃に予定されている月面ミッションの場合、1週間に渡って月面に滞在して、その間、様々な船外活動を行う必要があることから「仕様2」の船外活動用宇宙服の場合は耐久性を重視した結果、このようなデザインに落ち着いたと説明している。
 総開発費は2億6000万~3億210万ドル(約260億~321億円)となる見通し。


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