2008年02月19日

路面から充電! 最新型ハイブリッドバス!

路面から充電! 最新型ハイブリッドバス!30分充電で15キロ-。最新技術によって電気だけでも走行できる非接触給電ハイブリッドバスが15日、羽田空港の無料連絡バスとして運行を開始した。車庫に設置した給電装置から車内のバッテリーに急速充電でき、国内に1台しかないスグレモノ。2週間の試験的運行だが、乗客を乗せて事業に利用するのは国内初めて。
 このバスは通常のディーゼルエンジンとともに大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。路面の電源コイルの真上に停車することで床下部分の車載コイルに電気が流れ、バッテリーに電力をためていく仕組み。IH調理器と同じ電磁誘導の原理だ。30分の充電で15キロ走行できるという。
 車内は静かで振動も小さい。運転した羽田京急バス乗務員、刈込千春さん(37)は「感覚は従来のバスと変わらない。エンジン音がしないので、停留所に近づいてもお客さんが気付かないかもしれない。気をつけて運転したい」と話していた。
 国土交通省が進める低公害車の実用化プロジェクトの一環で、平成22年の実用化を目指す。同省自動車交通局は「将来的には、停留所で充電しながら走行する都市部の路線バスとして普及させたい」としている。
 車両は日野自動車が開発。第1、第2、国際線のターミナルを結ぶ連絡バスはほかに4台あり、うち2台はブレーキのエネルギーを利用して充電する従来型ハイブリッドバスが導入されている。


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