2008年06月23日

開発業者の間ではXPが人気

開発業者の間ではXPが人気
 デベロッパーの全体の49%は未だにWindows XP向けに開発を行っており、Vista向けに開発を行っている業者は8%しかいないことが米市場調査会社、EDC(Evans Data Corporation)が公表した市場調査レポートにより23日、明らかとなった。
 EDCの市場調査レポートは北米のデベロッパーを対象に2年ごとに実施されているもので、2008年の最新の調査では一番人気があるOSは、1位が全体の49%でXP、2位が13%でLinuxなどのオープンソースベースのもの、そして3位が8%でVistaとなった。
 EDCではVistaはソフトウェアの互換性に問題がある上に、XP向のドライバーも書き直す必要などの障壁があることが、企業ユーザーを中心にVistaでの開発に様子見の姿勢を示す要因になっていると分析している。
 来年の予測調査ではVistaを選ぶデベロッパーは現在の8%から24%に上昇するとしているが、それでもXPを選ぶデベロッパーは依然としてVistaの比率を上回る見通しだ。
 来年の予測調査ではLinuxを選ぶ業者は現在の13%から15%に上昇するだろうともまとめており、EDCではデベロッパーの間では、穏やかであるにせよ確実にWindowsそのものから離れる動きも進行しているとまとめている。


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