2009年07月19日

スペースシャトル損傷問題、外部燃料タンクからの剥離箇所は多数

スペースシャトル損傷問題、外部燃料タンクからの剥離箇所は多数



2009/7/17 11:35 UTC − 16日に行われたスペースシャトル「エンデバー」(STS-127)の打ち上げに際して、外部燃料タンクから剥離したデブリがシャトル本体に衝突を起こした問題に関連して、潜在的に剥離を起こした可能性がある部分は10箇所以上にも及ぶなど、これまでは生じなかった大規模な剥離が起きていたことが同日、打ち上げ後に行われたNASAの会見により明らかとなった。
多数の外壁材剥離が生じた箇所は、外部燃料タンクの中央部分。外部燃料タンクに取り付けられたビデオカメラには長さ約6インチ大のものが多数、剥がれ落ちていった模様が収められている。
今のところ、外壁材の剥離によってシャトル本体が損傷を受けた可能性は小さいとしているものの、今回に限ってなぜこれほどまでに多数の剥離が生じたのか、NASAでは次回の打ち上げまで原因を解明する必要があると述べている。
外壁材の剥離によって生じたシャトル本体の損傷箇所は現在、シャトルに取り付けられたロボットアームを使って検査中。詳細が判明するのは2、3日の日数が要する見通し。


同じカテゴリー(スペース)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
スペースシャトル損傷問題、外部燃料タンクからの剥離箇所は多数
    コメント(0)