2008年06月17日

主翼の約半分を喪失しても継続飛行が可能

主翼の約半分を喪失しても継続飛行が可能
 F/A-18戦闘機を模した無人航空機を使った実験により、戦闘中のダメージにより飛行中に主翼の片側の最大60%を喪失しても飛行可能な新技術の開発に成功していたことが17日、米ロックウェル・コリンズ社の発表により明らかなった。
 この技術開発は米国防高等研究計画局(DARPA)の支援の元で今春、米メリーランド州にある米連邦政府のアバディーン性能試験場で実施。F/A-18戦闘機を模した無人航空機は正常な状態で離陸した後、飛行中にわざと右側の主翼の40%を離脱して尚、飛行状態を継続させる実験に成功。更に2回目に行われた飛行実験では離脱させる右側の主翼の面積を60%にまでに拡大さても尚、飛行状態を継続させることに成功した。
 DARPAは昨年4月にはF/A-18戦闘機を模した無人航空機を使って飛行中にエルロンを喪失しても飛行が継続できるが実験を行い、成功していた。
 今回、主翼の片側の60%を喪失した状態での飛行実験に成功した機体制御技術はASAC(adaptive controls to instantly detect and react)と呼ばれるもの。
 ロックウェル・コリンズ社ではASACによる機体制御技術を取り入れることにより、実験でシミュレートしたような戦闘中のダメージにより主翼の片側の60%が喪失するような状況が発生したとしても、自動制御で平衡状態を保ちながら飛行を継続できることが判ったとしている。
 ロックウェル・コリンズ社ではこのASACを無人偵察機や無人戦闘攻撃機など、危険度の高いミッションに投入される無人航空機への応用を検討している。


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