2008年06月05日

日本の実験モジュール「きぼう」、取り付け作業が完了

日本の実験モジュール「きぼう」、取り付け作業が完了
 NASAは3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を行ってきた日本の実験モジュール「きぼう」が米国中部夏時間で同日午後6時42分(日本時間で4日の午前8時42分)に国際宇宙ステーション(ISS)への接続作業が完了したことを発表した。
 「きぼう」は5月31日に打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー(STS-124)」に搭乗した星出彰彦宇宙飛行士が操作するロボットアームを使ってスペースシャトルの格納庫から取り出されて、ISSの米国モジュール「ハーモニー」の第2結合部に接続されたものとなる。
 作業終了後、ロボットアームを使った接続作業を担当した星出宇宙飛行士は「筑波の皆さん、おめでとう。今、国際宇宙ステーションに、新しい『きぼう』が取り付けが完了したました」と述べてJAXAの国際宇宙ステーション運用管制センターがある筑波宇宙センターの同僚らに対して祝福の言葉を贈った。
 「きぼう」は明日4日(日本時間で5日)にも2系統ある電源の内「B系システム」の起動が行われる予定となっており、「B系システム」の起動が確認された後、星出宇宙飛行士は「きぼう」の中へ最初の第一歩を印す。


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