2008年03月13日

米海軍、主力航空戦力の完全無人化を検討

米海軍、主力航空戦力の完全無人化を検討
 米海軍が現行のF/A-18戦闘機を中心とした有人戦闘機部隊の一部を2025年までに現在、開発中の無人戦闘攻撃機(UCAS: Unmanned Combat Air Systems)で代換する方向で計画を進めていることが11日までに英アビエーション・ウィーク誌の報道により明らかとなった。
 米海軍のUCASとは現在、ノースロップ・グラマンが開発を行ったX-47をベースにして実証機の開発が進められているもので、計画では初飛行は2009年11月、その後、2011年まで実際の空母を使った運用評価テストが実施される予定となっている。
 その上で、米海軍は2025年前後に実戦配備されるUCASの実戦能力を判断した上で、現行のF/A-18の後継機を有人機とするのか、無人機とするのか、最終判断を行う。
 米海軍がF/A-18の後継としてUCASを選択した場合、米国の海軍の主力航空戦力から有人機は姿を消すことになる。


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