国際宇宙ステーション乗員に朗報、やっとトイレが直りました
先週からポンプの故障によって利用できない状態となっていた国際宇宙ステーション(ISS)のたった一つしかないトイレの故障箇所を直す修理が実施され、修理後の確認作業によりトイレの故障が直ったことが4日、NASAの発表により明らかとなった。
5月21日、ISSの乗員がトイレを利用した際に排泄物を吸引するためのポンプが故障。以来、乗員は袋に用を足したり、ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船の簡易トイレを利用して用を済ませるなど、極めて不便な状況を強いられてきた。
3日にはトイレの修理作業の他にも、今回のスペースシャトル「ディスカバリー(STS-124)」の最大のミッションとなる日本の実験モジュール「きぼう」を国際宇宙ステーションに取り付ける作業なども実施されたが、この両方の作業後に行われたNASAの定例記者会見では記者からの質問はトイレ問題に集中。
さすがのNASAも「こういった席上で、トイレのことばかり話さなければならないのは心苦しいが、生活するためにはトイレは欠かせないのも事実」とやや諦めながら記者からのトイレに関する質問攻めに丁寧に応えた。
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